第10回 アトリエ・オンジール 美術展

10月30日(土)〜 11月1日(月)
am 9:30〜 pm 17:30
岐阜新聞・岐阜放送ひだ高山総局『飛騨國プラザ』(名田町5−95−12)
※駐車場はありません
地図
 

アトリエ・オンジールもついに10周年になりました。
初期の会員さんも通ってもう10年になるのか〜と感慨深いです。
展覧会も第1回の頃は初めての人ばかりで鉛筆デッサン作品のみの展覧会でしたが
2回3回と続けるうちにコンテ作品や水彩も増えていき、最近は油絵を描く人もいます。
初期から鉛筆一本で極めていく人などもいて、とてもバラエティに富んだ展覧会になってきました。
今回は10周年記念ということで、初めての試みで会員さんたちにイラストを募集しました。
「秋」「アトリエ」「人物」の中から2つ以上を選んで描いてもらいます。
参加人数も結構いて嬉しい限り。

実は今回、高山市美術展覧会と日にちをわざとぶつけてみました。
美術が好きな人たちが、同じ時期に会場を回って色々鑑賞できればより楽しいかなと思ったのです。
そのうちにいろんな美術教室、いやそれだけではない、写真、工芸、書道、ダンス、音楽などなど、
教室でも個人的にやっている人でも、とにかくいろんな文化関係者が加わり、
秋に高山へ行くと色々な催し物がやっていて楽しい。そんな感じになったらいいなぁと密かに願っています。
とりあえず、今回は私のアトリエだけでもやちゃう〜。
あ、それから、会員さんの中にはデザインやイラストを仕事にしている方もいるので、
もし展覧会で気になった方、どしどし連絡ください!

そんなわけで、いつもは市展だけの方も、散歩がてら、ぜひオンジール美術展まで観にきてくださいませ。
あと、教室に入ろうか悩んでいる方もこの機会にチェックどうぞ〜!

筆について

今日は筆についてお話しします。
会員さんたちの筆の扱いを見て思わず書きたくなりました。

「みんな!もっと筆を大切に扱って〜!」

水彩は水に溶けるので水彩用筆はそんなにめちゃくちゃな扱いは見受けられませんが、
アクリルや特に油絵の筆の扱いを見ているとひどい〜。あんまりひどい扱いだとあっという間に痛みますから注意です。
筆っていいものだと結構お値段高いはずです。できれば長く使っていきたいものですね。

そんな私も16歳の頃に買った油絵の筆を今でも使っております。もう30年です。
だいぶんオンボロですがまだ現役です。このパサパサが必要になる時があるんですよ、嘘みたいだけど。

さて、まず、アクリルですが、早く乾くので、アクリル用筆は使っている時の注意が必要です。ボ〜っとして筆をそのままにしているとあっという間に固まって、はいさようなら、になってしまいます。
なので使っている最中は特に注意してください。また、描き終わった後も筆の中までよく洗ってよくふいておきましょう。ベタベタなままだとこれまた痛みます。

油絵の筆は、基本筆洗液で洗いますが、筆洗液にも種類があります。
使っているときの筆洗油(主に石油系)、使い終わってからのもの(リンスが入っている)、絵の具が固まってしまったとき用(水性筆洗液)など色々ありますので、またアトリエで聞いてください。

すぐ使う場合は筆洗油で洗って使いますが、しばらく使わないのならばちゃんと洗った方が筆が長持ちします。
洗う前はついている絵の具を取り除けるだけ取り除き、
その後筆洗油でよく洗いますが、強く擦り付けないように。
その後石鹸とぬるま湯で筆の中までもみ洗いし、よく拭いて、横にして乾かすと筆が傷みにくいです。

筆にはナイロン筆、たぬきの毛の筆、豚の毛の筆、などなどいろんな筆があります。
筆一つ変えるだけで表現が変わったりします。
持ち主のくせが出てきて、この筆じゃないとあの表現ができないんだ!なんてものもあります。
自分の手の代わりの筆です。どうぞ皆さん、大切に使ってくださいね。

カイトサイコ展 《 Kyoto ⇆ Takayama 》

京都で参加した展覧会をどうせなら高山でもやろうかとややゲリラ的に展覧会を決めました。
京都で出品した作品に加え、会場が広いので表には出してこなかったデッサンも少し出そうかな、、と考えています。
展覧会場では販売ではなく作品の予約のみしています。
展示会が終わったら作品をお渡しできます。

7月10日(土)&11日(日)
10:00〜17:00
場所 名田町5−95−12 岐阜新聞・岐阜放送ひだ高山総局 1F「飛騨國プラザ』

批評を書いてもらった

昔、彫刻家の小糸淳司氏が、私の少年少女の立体像について批評を書いてくれました。
最近また彼がSNSにこの批評を載せてくれ、とても嬉しかったので、ここに転載します。

 ※小糸淳司所蔵作品

カイトサイコの「少年」「少女」像
足を引き摺るように空間の中に立つジャコメッティの彫刻像に向き合うと、自己防衛本能が働き、身体を斜めに構えてしまう。斜めなら正面の場合と違い剥き出しの”孤独感”や”虚無感”の直撃を100%受けることがないからだ。
先日カイトサイコの「少年」「少女」像を初めて見る機会があった。
「少年」「少女」達の”優しさ”に魅了され、思わず正面から向き合ってしまった。作者自身がワインのケースにぴったり入ると説明する、本能的に両手で抱えて愛でたくなるサイズに感情移入を始めてしまったのだ。
「しかし待て、どうもただの”優しさ””癒し”だけではないぞ」と気付いた頃には時既に遅し。
「少年」「少女」像達の世界では、どうやら”優しさ”が”寂しさ”と不可分の対を成しているようなのだ。ジャコメッティを観賞する場合と違い、粘膜の免疫系を突破され、気が付いた時には”寂しさ”に搦(から)め採られていたのだ。
この”寂しさ”は時間と伴に体内でバージョンアップを繰り返し、ジャコメッティに勝らずとも劣らない”孤独感”に変質する曲者である。更に始末の悪いことに、体内に侵入されながらも繊毛(わたげ)がかすかに震える程の快感を伴うため、”優しい孤独感”との長い共存生活を余儀無くされてしまうのである。
2011年1月 小糸淳司

ちなみに小糸さんの作品はここから見られます→小糸淳司作品

6月開催『take Art』

6/4(金)〜20(日)
京都にて『take Art 展』に参加します。

takeArt

本当は2月にやる筈が、コロナコロナで2度延期になりまして、心折れていましたが、ようやく6月に開催となりました。
今回は禁止されない限りやる予定です。京都では初めての出品なので、気合を入れつつもワクワクしています。
が、京都、および付近にほとんど知り合いがおらずコロナ禍だし、かなり心細い状態なので、
京都にお住まいの、又は関西にお住まいの方をご存知の方!!!ぜひシェアをお願いしまます〜!

         

ステートメント
《 立体作品のテーマは在仏時代から現在まで続くものです。「他人と自分」「大衆と個人」「大人と子供」「新しいと古い」「進行と停止」。
わたしたちが各々そうした相違を抱えながら「立っている(=存在している)」こと、またその揺らぎをテーマにしています。
 絵画作品は「空と大地」のシリーズです。在仏時代、空や自然の壮大さや色彩に魅了され、描きはじめたものです。
ただ3.11以降、自然に対する意識の変化があり、また描くモチーフから、海を連想してしまい、しばらくの間はその地平線を描くことができませんでした。
現在のコロナ禍で、コロナに打ち勝つという言葉を聞いた時、脅威であり、また祈りの対象であった自然を思い出し、
この地平線をいまこそ展示すべきではないかと作品を選びました。》

カイトサイコ

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