油絵で使った布や紙の処理方法について

まだまだ朝晩は寒い日がありますが、日中はだいぶん暖かくなりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は油絵を描くときの後片付けについてお話しします。
油絵を描くときに使った油がついた紙や布、皆さんどう処理されていますか?
そのままゴミ箱に捨ててる方!それは大変危険です!!!
例えばペトロールなどの揮発性油(さらさら油)は気化するので、条件が揃えば引火しやすいのをご存知でしょうか?
またリンシードなどの乾性油(ねっとり油)は空気中の酸素と反応して乾燥しますが、その時わずかな熱が出ることがあるので自然発火の可能性があります。
必ず!必ず!必ず!水に一旦湿らせ、密封したビニール袋などに入れて捨ててください。
大量に出た場合はなるべく早めにゴミ出しすることをお勧めします。心配な方は捨てるまで水の入ったバケツなどに入れておけば安心ですよ。

また、固まった絵の具や絵の具の塊もそのままゴミ箱はやめたほうがいいです。
バーミリオンやカドミウム系などは燃やすと有毒ガスが出ます。不燃物扱いでよろしくお願いしますね!

先生とは!?

 

このブログ、一体何人の会員さんが読んでいるのだろうか、と考えるとき、私の予想は、0、もしくは1人くらい?と思っているので多分この独り言は会員さんには届かないだろう、、、、が、もしかしたらこれから入ってくる人などが読むかもしれないではないか!ということで、思い切って前から思っていることを書いちゃおうと思います。

さて、このアトリエをはじめた頃は何にも考えていなかったので通ってくる方々のことを普通に「生徒さん」と呼んでいたのですが、ある時から違和感を感じ始め、「生徒」と呼ぶのをやめ「会員」にしたんですね。
理由は、私が皆を一人一人のアーティスト(というと大げさかもしれませんが)としてリスペクトして接したい(個性を尊重したい)、誰でも気楽に通って欲しい、プロの人も入って欲しい、かしこまった学校っぽくしたくない、などの様々な理由がありました。
で、実は心の奥に「私を先生と呼んでほしくない」というわがままな願望もあったわけです。

今のところ、皆は私を先生と呼びます。親しい人に「なぜ皆私を先生と呼ぶのかしらん」と相談しても「そりゃ普通そうでしょうよ」と言われるのですけども、わかっちゃいるのですけども、ま〜〜〜嫌でたまらない。
だってね、考えても見てくださいよ、先生先生と呼ばれると、そのうち、なぜ私のいうことがわからないのだ?私は先生なんだぞ!なんて感じになっちゃうんじゃないですか?多分。え?そんなことはない?
万一そうならなくとも、先生には、これ間違っていますよ?などの否定的意見を言えない、言いにくい、、、、なんてことになったりするかもしれないじゃないですか、、、わぁ〜困りますよ〜

今のところそんなことはないですけど、この先ならないなんて絶対言えないし、、、あぁ不安、、、その上鼻の穴が見えてきたらお終いですし、、、
先生と言われるその重圧から逃れたい(ん?)あぁ、、お願い、私のことも一人のアーティストとして見て、、ねぇ、よく見てくださいよ私先生って顔です?、、、つーか生徒がいないんだから、先生もいらなくね?という感じにどんどん荒ぶれた気持ちになってきまして、、あぁ我ながら面倒臭いぞ、、

思えば在仏時代はアトリエに一応先生いましたけど、あまり先生って呼ばなかったような、、、名前で呼ぶ人が多かった。
先生もアーティストだったので専門家から專門のことを教えてもらう感じで「先生」が前に来てなかったように思います。
だけども、もちろん大事なことを伝えられた時は、はい、先生と言ったもんです。なんというかちゃんとお互い礼儀はちゃんと持ち合わせている関係というかね。あぁ、あれが理想の姿、、

とこれを書いていたら、「先生ちょっといいですか」と呼ばれました、普通に反応してしまいます、これでいいのか、、? いや、いいんですけどもね、、全然いいんですけども、、

いや、でも、しかし、いよいよ我慢ができなくなった暁には、みんなにLINEして、今日から私のことを、先生ではなく、カイトさん及びサイコさんと呼んでください!お願いします!!!!!
本当は、先生と呼ばれたくないのですっ!!!!、、って、、、いつか、、いつか、、、、、、、、(その前にこのブログ、会員さん気がついて、、、)
でも先生ってどうしても呼びたいならいいです、、、(どっちやねん)

まぁ、でもそんなわけでして、もしこれから入る人いらっしゃいましたら、さらっと、その、、名前で呼んでいただけたら嬉しい、、、わ♡
ということで、今日はなんだかよくわからない話になりましたけども、うっすらと希望を持ちつつこの辺で、、、

2次元と3次元の話

寒い日が続いていますがみなさんお元気ですか?
さて、今日は2次元と3次元の話をば、少し。

今日、スマホが生活に欠かせないものとなっているせいか、写真から模写をする人も増えてきました。
風景写真を撮った後で写真を元に描いたり、どこかで見つけてきた写真を絵にする、などです。
つまり立体(3次元)からではなく平面(2次元)を写すことが多くなってきました。
スマホでは描きたい対象の拡大などもすぐ出来て、細部まで見られる様になり、便利になりましたね。
ですが描く時の注意点もあります。
それは一眼で見たものと二眼で見たものでは見え方が違う、ということや、
立体を平面にするときは、ちょっと嘘をつくと空間表現が上手くゆく、という様なことです。

時々デッサン力があるはずの人に本物のレンガ(3次元)を描かせると信じられないほど描けないことがありますが
これはまさに写真からのみ描いていた人の特徴じゃないかと、最近感じています。
実は写真からそのままを写すのって2次元から2次元へ写すだけですから簡単なんですね。
ただ、知ってて欲しいのはそこには問題があるということ。
詳しくは省きますが、2次元(写真)から2次元(絵)にする場合にも3次元(立体)のことを考えて欲しい。
もちろん、そんなことは無視しても良い時もあるし、必要ないなら構いません。
これはあくまで基本の話ですので、そういう気持ちで読んでくださいね。
まぁとにかく、2次元(写真)から2次元(絵)へ写す時も、3次元(立体)から2次元(絵)に写す時も
注意点を学んでると納得で嘘がつけますし、パニクらなくて済みます。

で、今日は少しこの話にも関連しているかな?と思う
デビット・ホックニー著「秘密の知識:巨匠も用いた知られざる技術の解明」を紹介です。

この本は巨匠たち(カラヴァッジョ、デューラー、ベラスケスやダ・ヴィンチ、アングルなど)がどうやって絵を描いていたかが書かれており、本が出た当時は読んだ人全員がその方法に驚き、世界中でセンセーショナルを起こしたとか。
簡単に言うと、巨匠も当時のカメラみたいなもの使って対象物の影なぞったり反転させたりして描いてたんだけど
絵の中で辻褄が合わなくかるからあーしてこーしてしてたんですよ、、、
みたいなことが書いてあります。(雑な説明です、、なぜなら私、一気に読むともったいないし楽しみたいから、ちまちまニヤニヤ読んでいてまだ全部読んでいない)
でもちょっと読み進めるとサスペンスみたいなワクワクもあり、絵もとても綺麗、おまけに秘密が描いてあるって言うのだから、この本に触れる機会があれば読むしかない!

というわけで、今日はこの辺で。
なんだか中途半端なブログになってしまいましたが、この先はアトリエ・オンジール美術教室へどうぞ〜!

筆について

今日は筆についてお話しします。
会員さんたちの筆の扱いを見て思わず書きたくなりました。

「みんな!もっと筆を大切に扱って〜!」

水彩は水に溶けるので水彩用筆はそんなにめちゃくちゃな扱いは見受けられませんが、
アクリルや特に油絵の筆の扱いを見ているとひどい〜。あんまりひどい扱いだとあっという間に痛みますから注意です。
筆っていいものだと結構お値段高いはずです。できれば長く使っていきたいものですね。

そんな私も16歳の頃に買った油絵の筆を今でも使っております。もう30年です。
だいぶんオンボロですがまだ現役です。このパサパサが必要になる時があるんですよ、嘘みたいだけど。

さて、まず、アクリルですが、早く乾くので、アクリル用筆は使っている時の注意が必要です。ボ〜っとして筆をそのままにしているとあっという間に固まって、はいさようなら、になってしまいます。
なので使っている最中は特に注意してください。また、描き終わった後も筆の中までよく洗ってよくふいておきましょう。ベタベタなままだとこれまた痛みます。

油絵の筆は、基本筆洗液で洗いますが、筆洗液にも種類があります。
使っているときの筆洗油(主に石油系)、使い終わってからのもの(リンスが入っている)、絵の具が固まってしまったとき用(水性筆洗液)など色々ありますので、またアトリエで聞いてください。

すぐ使う場合は筆洗油で洗って使いますが、しばらく使わないのならばちゃんと洗った方が筆が長持ちします。
洗う前はついている絵の具を取り除けるだけ取り除き、
その後筆洗油でよく洗いますが、強く擦り付けないように。
その後石鹸とぬるま湯で筆の中までもみ洗いし、よく拭いて、横にして乾かすと筆が傷みにくいです。

筆にはナイロン筆、たぬきの毛の筆、豚の毛の筆、などなどいろんな筆があります。
筆一つ変えるだけで表現が変わったりします。
持ち主のくせが出てきて、この筆じゃないとあの表現ができないんだ!なんてものもあります。
自分の手の代わりの筆です。どうぞ皆さん、大切に使ってくださいね。

本の紹介

先日会員さんから紹介された本です。
早速読んでみたら、これは会員さんたちにちょうど良い本じゃないか!と思い早速アトリエの図書に追加しました。
さて、良い絵とは写真のように描けている絵なのでしょうか、、?
なぜ抽象画が生まれたの? コンセプチャルアートって何?ってことが授業形式でわかりやすく説明されています。
もちろん、これらの質問の回答も作者の意見であるので、最終的にはそれを踏まえて皆で考えていきたいなぁと思える本。
13歳からと題に書いている通り、とても簡単に読めますので、興味がある方、おすすめですよ。
アートを考えることは人生を考えることと同じなのかも?楽しみましょう!

 

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