油絵で使った布や紙の処理方法について

まだまだ朝晩は寒い日がありますが、日中はだいぶん暖かくなりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は油絵を描くときの後片付けについてお話しします。
油絵を描くときに使った油がついた紙や布、皆さんどう処理されていますか?
そのままゴミ箱に捨ててる方!それは大変危険です!!!
例えばペトロールなどの揮発性油(さらさら油)は気化するので、条件が揃えば引火しやすいのをご存知でしょうか?
またリンシードなどの乾性油(ねっとり油)は空気中の酸素と反応して乾燥しますが、その時わずかな熱が出ることがあるので自然発火の可能性があります。
必ず!必ず!必ず!水に一旦湿らせ、密封したビニール袋などに入れて捨ててください。
大量に出た場合はなるべく早めにゴミ出しすることをお勧めします。心配な方は捨てるまで水の入ったバケツなどに入れておけば安心ですよ。

また、固まった絵の具や絵の具の塊もそのままゴミ箱はやめたほうがいいです。
バーミリオンやカドミウム系などは燃やすと有毒ガスが出ます。不燃物扱いでよろしくお願いしますね!

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